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2024年09月29日
女性at限定

まず、私は、30代で東京から合宿で入校しました。仕事・人生設計の関係で、なるべく早く短期間で取りたかったからです。
しかし、最終的には、仮免で落ちて、再試験は受けずに辞めました。
初日からここに入校したことを後悔してきていたためです。
理由は2点。
1点目は、私の技術力では合宿の短期間は向いておらず通学の方がよかったのかもしれないと気づいたこと。
合宿で取得するためには短期集中になりますので、技術に自信がない方で合宿で入校される方は、よくいろんな学校を比較検討してからがいいです。

2点目は、この教習所の指導体制への不信感が生まれたからです。
1点目の自分の技術不足は謙虚に受け止めつつも、それなりに努力はしていたつもりです。その上で、この教習所に通っていては、技術は上がらないと判断しました。
この学校は、全体的に指導体制・指導員の質・組織のあり方などにに問題があると思います。
その理由を以下述べていきます。

①運転練習のカリキュラムがいい加減
私は9月下旬から入校しましたが、
特にこの時期(8.9月)は、
学生を中心に教習生を入れすぎていると思います。稼ぎどきだからでしょう。
そのため、指導員がとにかく割り振られたコマをこなす、という印象で、
無理な経営が伺えました。
よって、担当指導員がいても、運転指導の担当は、コロコロ変わります。
個々人の前時の課題や状況を、指導員間で引き継ぎできていればいいのですが、
指導員の様子を見る限り、引き継ぎはされていません。
よって、系統的な丁寧な指導は受けることができません。
そのため、指導員によって、指導のニュアンスが異なったり、
教わってないことを、教わってる前提で話されたり、指導を受ける側としては、戸惑うことがたくさんありました。

②指導員の質に問題がある
どの教習所でも、いろんなレベルの指導員がいるとは思いますが、ここは総じて「教える側」の自覚が足りないように感じました。
一人一人、丁寧には教えてくれますし、教える技術を高ようと努力している指導員はいました。
しかし、急かすような焦った指導・早口の指導など、
繁忙期をとにかく機械的にこなしているようないい加減さを感じました。 
以上は、個々人の技量の問題もあるとは思いますが、一方で、組織・経営・教務的な問題点が潜んでいると思います。
また、私は、教える側の仕事を長くやっていた身なので、教える側の自覚のなさに正直驚く場面が多々ありました。
以下に私が非常に不快だった指導員をお伝えします。

・入校説明の方(まだ指導員見習いかもしれませんが)
→言葉遣いが社会人として適切ではありませんでした。「ワンチャン」「クソ◯◯」など、若者用語を連発し、学生ではない社会人である私は、非常に不愉快でした。おそらく合宿入校は学生が多いので、フランクで明るく楽しい雰囲気作りを心がけてのことだと思いますが、私のような(おそらく)年上の社会人もいます。また、タメ口で始終話しており、田舎なのか、その辺の線引きが甘いように感じます。
(他にもタメ口で運転指導してくる指導員がいました。友達ではありません。サービス業であると思いますので、あくまでこちらは顧客です。最低限、どんな年齢の相手でも、です・ます、と丁寧語を使うべきではないでしょうか。)

・坂道発進のやり方について聞いているだけなのに、「自分の指導が否定された」と思い込み逆ギレして、言いたい放題だった指導員
→指導員がコロコロ変わるため、教えられたことと少し違う指示をされて戸惑った場面がありました。こちらは教習生なので、何が正しいのか判断ができません。ですので、「前にこのようにおそわったのですが、どちらかですか?」と聞いただけなのに、自分の教え方が否定されたと勘違いし、逆ギレし、正直パワハラまがいな言動をくり返されました。この指導員に関しては、副責任者の方にお伝えしましたが、後日、本人から正式な謝罪はなく、気を遣ったような笑顔で声をかけられ「自分が正しかったか正しくなかったか」と聞かれました。問題はそこではありません。また、こちらは教習生です。指導員同士で指導方法について議論しているわけではありません。キャリアが長そうな高齢な方だったので、おそらく非常にプライドが高く、そこにこだわっている感じで、指導員として感情的になった点に関して謝罪する姿勢は全く見られませんでした。退校時に副責任者の方が代理で謝罪するという形になりましたが、組織としても不信感をいだきました。

・「わからない」と正直に言うと「え〜」と返してきた指導員
→私も運転技術に難があり、自分自身にも課題を感じながらも、
自分なりにイメトレをしたり、指導されたことを復習でメモをしたり、YouTubeをみて車体感覚を掴もうとしたり、できないなりに努力をしていたつもりです。
ですが、どうしてもハンドル操作とタイヤの向きを連動させて把握することが苦手でS字もクランクも、とてもきつかったです。
みきわめの際、脱輪してしまい、バックのハンドル操作に戸惑っている際、
「どこが脱輪しているかわかっていますか?」
と聞かれ、
混乱してわからなかったため、
「正直今わからないです」
というようなことを伝えると、
「え〜」と言われました。
わからないこと・できないことを教えるのが指導員ではないでしょうか?
そのあとは丁寧に教えてはくださりましたので、指導力を問いているのではありません。
教える側としての態度の問題です。
その方は、みきわめの最中も、左肘を窓につきながら、ダルそうに見ていました。
正直、偉そうな態度だなとは思いました。
しかし、本人は自覚がないのだと思います。
全体的に、そのようなことに(顧客に見られていることに)無自覚な方が多いと思います。
田舎だからなのか、無理な経営で指導員が疲れている・やる気がないから、なのかわかりませんが、
タバコも地べたにしゃがみ込んで吸ってる指導員がいたり、指導者としての倫理観を疑いました。
(そもそも、指導員たちの喫煙所と教習生の喫煙所は分けた方がいいと思います。私は喫煙者でしたが、指導員たちが、教習生の前でたむろして世間話したり仕事の内情の話をしていたりするのは、正直組織として危機管理能力が低いように思います。)

③学科と運転指導(知識と技術)が連動しない
学科は全てオンデマンドで自分で進めます。
しかし、「◯◯の運転指導までに、学科◯をやっておきましょう(予習)」などの指南がないため、
初日から急に本格的な運転指導が始まり、知識などがほとんど入っていない状態で始まります。
そのあとは焦って自分なりに急いで学科を進めましたが、合宿上のスケジュールの制約があるとしても、知識と技術が連動できるような、指南・指標は必要かと思います。
私は知識(操作の意味や意義も踏まえ)がないと、技術が身につかないタイプなので、
学科丸投げ状態には戸惑いました。
しかし、この点に関しては、他の合宿所も同じかもしれないので、そういう意味でも、合宿所のカリキュラム編成はよく確認して決めた方がいいです。

④寮の問題
→若い学生達が、門限23時をすぎても、バタバタと廊下を行き来して喋っていたり、23時過ぎなのに共有部にある洗濯機を回したり(とにかく廊下や共有部の音が響く)、タバコの吸い殻を吸い殻入れに入れずに地面に捨てたり、
そのような学生が多く疲弊しました。
また、自販機の売り切れやおつり切れがずっとそのままだったり、中庭に蜘蛛の巣がたくさんあったり、管理がいい加減な印象も受けました。
清掃の方は一生懸命やってくださっているようでしたが、人員不足なのか、細かいところまで見れていない感じでした。
また、休憩時間だったのかもしれませんが、清掃の方が教習生の共有スペースに座っておしゃべりしていて、そこで自習したい思っても使えない時がありました。

⑤3食付きといっても朝食は手抜き
→朝食は回廊では出ません。冷凍のパンなどを前日に選ぶだけです。そういう詳しく知らされてなかったことが要所要所あり、とにかく人集めのために、情報を少し誤魔化している印象を受けました。

とにかく、真面目にしっかり身につけたい人や、社会人の方には、おすすめできません。
学生のうちに・大学卒業前に、免許とっとくか〜
という軽いノリならば、問題ないかもしれません。

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