良くも悪くもこんなもんか

男性普通自動二輪車免許
えどういん

【宿舎について】
宿舎は米沢パークホテルといういたって普通のビジネスホテル(シングル)でした。設備なども至って普通。食事は3食(昼食は教習所近くのフレンドリー吾妻にて)出ますが、あまり期待しないほうがいいです。
ホテルから教習所まではマイクロバスによる送迎があります。

【教習所について】
パンフレットやホームページに載せられている写真からはわかりませんでしたが、ロビーが狭いです。その割に教習生は結構な数いるので、教習の空き時間に座る場所を見つけるのに苦労しました。
受付のスタッフの対応はよかったです。自転車の貸出や効果測定の申し込みなど、いつも素早く手配してくれました。

【学科教習について】
授業の進め方は指導員によってばらつきがありますが、基本的にわかりやすく面白いです。
堂々と居眠りをしている教習生に注意することもなく放っておくのはどうかと思いましたが。

【技能教習について】
二輪教習の待合室は狭くてやや汚かったです。ヘルメット・プロテクターは貸し出しのものを使いました。
指導員は時たまいい加減な場面があり、シミュレータ教習中にうたた寝しかけていたり、教習開始の時間になっても指導員どうしで私語をしてなかなか始めなかったりということが。指導の仕方は決してやさしくはないですが、言われたことをきちんと実行できていれば理不尽に怒鳴られたりすることはありませんでした。
教習車は人数ギリギリの数しか用意されておらず、初回の教習では大型二輪の教習車(CB750)を使わされました。普通二輪の教習車はHONDAのCB400とYAMAHAのXJR400でしたが、XJR400は古くてエンジンのかかりやギアの入りが悪いので非常に乗りにくく、毎時間早い者勝ちでCB400を取り合うような状況。
また、原簿にはAT車教習を1時限行う旨が記されていましたが、実際に教習を行ったわけではないのにやったことにされていました。
コースは四輪の教習車であふれており、いたるところで渋滞や混雑が発生します。そのため、加速に長い距離を要する急制動の練習はやりにくかったです。
卒業検定は検定員1名が後方から普通車で追跡して審査する形式。コースは当日の朝に2種類のうちから指定されましたが、どちらのコースも前日の教習までに教わったコースでした。課題をひと通り終えたあとは検定員は受検生を見ていませんでしたし、検定中止となるミスをしてしまった人以外はみな合格していたので、判定は割りとゆるいようです。

【総合評価】
私が申し込んだプランでは費用は11万円で、別途交通費2万円(領収書などの提示は不要)が支給されました。
通学の教習所に比べるととても安いといえるでしょう。
設備などに対する不満はあれど、延泊をすることなく無事卒業できたので満足はしています。
良くも悪くも、合宿免許ってこんなもんなのか、って感じです。

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